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消防設備 ビルメン業の収益アップ!
業務効率化とサービス向上の施策

業務の効率化にはデジタル化

 前項で解説した2つのポイントのうち、サービスの付加価値や技術力の強化には時間がかかります。より着手しやすく即効性が高い、業務の効率化について考えてみましょう。

 結論から言うと、業務効率化の特効薬はデジタル化です。業務プロセスをデジタルでつなげると情報が一元化し、業務の状況が可視化されます。最初に入力する案件情報は、見積作成、実行予算作成、工事台帳、工事原価管理、請求の各プロセスに連携していきます。つまり、案件情報などの共通する情報を何度も入力しなくてもよくなるのです。システムのデータ連携なら、Excelのようにコピペ作業も必要ありません。地味に時間をとられていた事務処理の作業量だけでなく、転記や入力ミスも減らせます。

 デジタル化やシステム導入というと、導入コストを懸念される方も多いと思いますが、IT導入補助金をはじめ、公的支援を活用すれば負担を抑えられます。ちなみに、IT導入補助金2023の採択率(1次締切)は、通常枠72.6%、デジタル化基盤導入枠(インボイス対応枠)63.2%、セキュリティ対策推進枠68.3%ですから、申請事業者の6割~7割が受給しています。

関連記事:IT導入補助金2023 3月28日から申請受付開始、補助額など概要を解説

 デジタル化による業務効率化は、残業削減などの労務費の縮小だけでなく、業務全体のスピード感をアップさせます。取引先への対応も早く、正確になりますので、営業面でもプラスになるでしょう。さらに業務負荷が軽減した工数で、従来のサービスに付加価値を付ける取り組みができるかもしれません。

<ここまでのポイント>
・業務効率化の特効薬はデジタル化。
・IT導入補助金などの活用で、少ない負担でデジタル化できる。

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