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【7分でわかる】DXが失敗する原因と成功の鍵となる「業務の棚卸し」

 中小企業のDXは成功すれば革新的な生産性向上をもたらしますが、失敗に終わるリスクもあります。DXを成功させるための鍵となる「業務の棚卸し」と、負担とリスクを軽減する方法を解説します。DXが失敗する原因を理解し、「業務の棚卸し」をしっかり行うことがDXの近道です。導入効果を体感しながら、スモールスタートDXを考え見ましょう。

目次
-DX失敗の原因とは
(1)DXに対する経営者の理解不足
(2)DX推進への意思統一ができていない
(3)DXに関する知見、人材、時間、資金などのリソース不足
-DX成功の鍵となる「業務の棚卸し」とは
(1)業務状況とリソースの把握
(2)業務上の課題の発見
(3)業務の属人化の防止
(4)業務プロセスの最適化
(5)業務の棚卸しの手順
-業務の棚卸しから業務改善につなげる考え方
-中小企業のDXはムリをせず、スモールスタートが正解

DX失敗の原因とは

 DXが推進される一方、DXを成功させる難しさについても知られるようになりました。DXへの取り組みが失敗する原因について解説します。

(1)DXに対する経営者の理解不足

 DXは単にシステムを導入するだけでなく、デジタル化を通して、事業そのものや業務全体を見直す取り組みです。経営者がDXの概念や価値を理解できず、戦略的なビジョンを持てていないとDXの方向性を見失いやすくなります。

(2)DX推進への意思統一ができていない

 DXはデジタルによって業務を一気通貫で連携させる取り組みです。部門間のコミュニケーション不足や利害の対立によって、業務プロセスの適正化や改善を妨げます。また、従業員のデジタル化への抵抗感や拒絶反応が障害となる場合もあります。

(3)DXに関する知見、人材、時間、資金などのリソース不足

 DXを実現するには、業務やシステムに関する知識やスキルを持ち、デジタル化を推進する能力を持つ人材、通常業務と並行してDXの取り組みに投入できる時間、そしてデジタルに投資する資金が必要です。リソース不足で挫折したり、導入プロセスの不備やツールやシステムの選択の判断を誤ったりするケースもあります。

関連記事:設備業のデジタル化、DX成功のカギとなる社員の適性と人材育成

<ここまでのポイント>
・DX失敗の原因で多いのが経営者の理解不足。
・経営者の理解が足りないと社内の意思統一も難しい。
・中小事業では人材、マンパワー、資金不足などのリソース不足も。

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