建設業の利益率は18~25%目安
デジタル化が利益増加につながる?
受注前の実行予算で赤字受注を抑止
実行予算を作成して工事原価を管理している会社は多いと思います。一般的には受注後に作成する実行予算を受注前に作成すると、簡単に利益シミュレーションができます。受注前に実行予算を作るのを面倒に思われるかもしれませんが、実行予算によって、見積の中にどれだけの利益が含まれているかを可視化できます。
実行予算の単価や仕入価格を操作するだけで、見積金額とそこに含まれる利益額を試算できるメリットは大きいです。入札物件や値引き交渉の際にどこまで価格を下げられるかが明確になります。赤字受注の回避に、非常に有効な方法です。
工事積算見積システム「本丸EXv2」と工事原価管理システム「二の丸EXv2」で、積算見積と原価管理のプロセスをデジタル化すると、見積作成のデータから実行予算を作成できます。手間暇かけて作成するという感覚がなくなるくらい簡単な操作で実行予算を作成できます。
実行予算の活用法の紹介記事:実行予算とは、組み方と活用方法、工事管理で注意すべきポイント
<ここまでのポイント>
・受注前の実行予算作成で、見積金額とそこに含まれる利益額を試算できる。
・入札物件や値引き交渉でどこまで価格を下げられるかが明確になる。