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残業削減やインボイス対策に!IT導入補助金2024でDXを実現する

IT導入補助金で採択されるためのポイント

(1)IT導入補助金で採択されなかった事例

IT導入補助金の不採択となるのは、申請内容の不足、申請書類の不備、交付要件を満たしていないなどの理由が考えられます。また、申請期間の終盤に予算が少なくなって採択できる件数が限られたときには採択基準が厳しくなる可能性も考えられ、申請期間を通して一律の基準で採択されるという保証はありません。

 IT導入補助金の審査方法は公開されていませんが、申請書類に記載した目標数値などが低すぎたり、矛盾があったりすれば減点されると言われています。また、書類作成時のケアレスミスが意外に多いようで、誤字脱字や計算ミスも減点対象になり得ます。完ぺきな内容の申請書類を作成しても、交付要件を満たしていなければ受給できないため、書類作成の時間や手間が無駄になってしまいます。事前に要件を満たしていることを確認しておきましょう。

(2)IT導入補助金で採択されるためのポイント

 IT導入補助金の申請においてIT導入支援事業者のサポートは欠かせません。しっかりコミュニケーションをとって連携することが大切です。

 申請準備の時間がとれない場合は、IT導入計画書の作成やIT導入のアドバイスを行うIT導入支援サービスを利用すると、IT導入計画書の作成に必要な時間や手間を減らすことができます。前述の通り、IT導入支援サービスの費用も補助対象となります。また、IT導入計画書の作成に必要な項目や書き方の例を示したテンプレートも提供されています。

採択されるために注意すべきポイントを挙げてみます。

採択されるためのポイント①:申請書類や入力内容に不備や矛盾をチェックする
ケアレスミスや添付画像の解像度などもしっかりチェックしましょう。

採択されるためのポイント②:IT導入補助金の目的や趣旨に沿った内容にする
IT導入計画書でIT導入の必要性や目的を明確にすることで、説得力あるものにすることができます。たとえば、時間外労働の上限規制や人手不足への対策、インボイス対応やセキュリティ対策など、外部環境の変化や法制対応、業務効率化や競争力強化などの内部環境の改善など、IT導入補助金の趣旨に沿った取り組みであることを明示しましょう。

採択されるためのポイント③:IT導入効果を期待できる合理的な内容にする
補助金の審査は不正受給を見逃さないこと、交付した補助金が無駄にならない事業者を選択することが目的です。ですから採択されるためには、補助金の事業目的に沿った計画であると同時に、IT導入の妥当性や実現可能性を示す必要があります。

<ここまでのポイント>
・書類不備、誤字・脱字・計算ミスなどのケアレスミスは徹底的になくす。
・申請内容を、IT導入補助金の目的や趣旨に沿った矛盾の無いものにする。
・補助対象となったIT導入支援サービスの利用やIT導入計画書テンプレート活用を推奨。

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