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働きやすい会社が採用に勝つ!人材確保の第一歩は生産性向上から

若手人材が求める“働きやすい会社”とは

 若手人材が働きやすいと感じるポイントを挙げてみましょう。たとえば、Z世代に代表される若年層では、男性だから、主たる収入を担っているから、家事や育児を分担しなくてよいという考え方は通用しなくなり、働きやすさの概念も変わっています。

(1)過重労働がない

 法定労働時間を順守するのは大前提です。就業条件に関してはちょっとした行き違いから、被害意識が加速する場合があるため要注意です。建設業界のように繁忙期がある場合は、過重労働を避け、従業員の健康やワークライフバランスを守る配慮をルールや制度で明文化しておくのが効果的です。

(2)人間関係のストレスがない

 前述の意識調査でも、職場の人間関係への懸念は高い結果が出ています。どの世代の若者にも共通することですが、視野が狭いために異なる価値観に飛びこむ不安が高くなっていると思われます。会社文化などの押しつけを嫌う傾向は強めですが、その一方で共感力は高いので、自身が共感できる価値観や考え方は比較的素直に受け入れます。

(3)柔軟な働き方ができる

 リモートワークやフレックスタイムが定着し、現場作業などのその場にいなければできない仕事以外は、時間や場所を選べる柔軟な働き方が増えています。これから先は、働き方を選べないことがマイナス要素と評価されるようになる可能性があります。

(4)給与・待遇に納得できる

 給与や待遇は高いにこしたことはありませんが、高収入の代わりに仕事のプレッシャーが厳しくなったり、労働時間が長くなったりすることは歓迎しない層も多いようです。自分の労働や成果に見合った対価であることが重視されます。たとえば、同業他社の同職種と比較して高いか安いかを気にかける傾向があります。

(5)将来への安心感(経営、キャリア)

 親世代で会社の倒産や人員整理を経験している若者も多く、将来に対して漠然と不安を抱えています。会社の将来性やビジョンを共有し、仕事を通してスキルを磨き、キャリアアップの道筋を示すことが、長く安定して働くイメージにつながります。

<ここまでのポイント>
・若年層は安定して働き続けるために“働きやすさ”を求めている。
・将来性や安心感を伝えることも重要。

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