1. HOME
  2. メルマガ
  3. 【よくある問い合わせ】
    物件の行が赤く表示されて開けなくなっている

【よくある問い合わせ】
物件の行が赤く表示されて開けなくなっている

 お問合せ内容 
 ある物件を開こうとしたら、行全体が赤く表示されて開けなくなっています。どうすれば開けるようになりますか。

 対象製品 
【本丸EXv2】、【二の丸EXv2】、【Writeレス】、【Planner EX】

 対処方法 
行ごと赤く表示される(赤帯)は、どのような状態?
 同じタイミングでログインしている、他のユーザーが開いている物件は、以下の画像のように行全体が赤く表示されます。以下、これを「赤帯」と呼びます。本丸EXv2、二の丸EXv2、Writeレス、Planner EXの複数ライセンスで利用されている場合に起こる現象です。

なぜ、赤帯で表示されるのか

 複数のライセンスで使用する際にデータの整合性を保つため、物件を編集できるのは1人ずつという仕様になっています。そのため、誰かが開いていると他の人は操作できなくなります。システム用語では「排他処理」と言いますが、この状態のときに赤帯になります。

null

解除方法①:正常に終了した場合

 先にその物件を開いているユーザーが編集を終了すると赤帯は消え、その物件を開けるようになります。

  1. 赤帯表示の物件を使用しているユーザーを確認します。
    赤帯表示の物件をダブルクリックすると、物件一覧のウィンドウが開きます。
    そこに記載されている「端末名」を確認してください。
    null
    null
    端末名:の後に記載されている「honmaru」がユーザー名です。
  2.  
  3. 上記のユーザーに該当する物件を閉じてもらいます。
    注:システム上で、他ユーザーが使用している物件を操作することはできません。該当物件を使用している人に依頼して画面を閉じてもらいましょう。null
  4. 物件一覧で検索実行を行います。
    該当物件を他ユーザーが閉じたことを確認したら、あらためて検索してみましょう。null
  5. 赤帯が消えています。
    null

解除方法②:正常に終了できなかった場合

 物件を開いているユーザーがいないのに、赤帯の状態になっている場合があります。システムの異常終了などの影響で、物件を開いている状態(使用中)が継続してしまうことで起きる現象です。この場合は、こうじやさん管理ツールを使用して解除することができます。

こうじやさん管理ツールを使用して赤帯を解除する方法(Ver2.6.243.1以降)

こうじやさん管理ツールの「使用状況」から、赤帯の原因となっているユーザーの排他処理を解除することができます。

※こうじやさん管理ツールは、親機となるPC・Serverにあります。この作業は、必ず管理者に確認をとったたうえで行ってください。
※Ver2.6.243.1未満のバージョンではこの機能はご利用いただけません。対象のお客様はサポートセンターまでご連絡ください。

  1. こうじやさん管理ツールを起動します。
    null
  2. 使用状況をクリックします。
    null
  3. 赤帯がついている使用端末にチェックをいれ、「F12解除」をクリックします。
    null
  4. 「選択したユーザーの排他を解除します」のメッセージが表示されます。
    「はい」をクリックすると、該当物件が使用中でなくなり、赤帯が解除されます。
    null

 サポートより 
 赤帯は、本丸EXv2、二の丸EXv2、Writeレス、Planner EXで発生します。複数の端末で同時に使用しているときほど起こりやすいですが、解決方法はとても簡単ですから、物件を編集する人に知っておいてもらうと、発生したときにも慌てず、スムーズに対応できます。

施工業務管理システム「こうじやさんシリーズ」