全国銀行協会について
会社で社長や経理担当者の会話で「全銀協」と言う言葉をよく耳にすることがあるのですが、この「全銀協」とは一体どのようなことを行っている協会なのか皆さんご存じですか？ 今回「全銀協」について簡単に説明すると同時に、「二の丸EXv2」のオプション機能「入金自動消込処理」をご紹介します。
■ 全国銀行協会とは？
「全銀協」とは、「全国銀行協会」略称で、全国のほとんどの銀行が会員となって運営を行っている団体のことです。
正式名称は「一般社団法人全国銀行協会」といいます。
活動内容として「適正な消費者取引の推進」「社会貢献・コンプライアンス推進」「決済システムの企画運営」「銀行業務の円滑化」などがあります。
日々お金の出し入れでATMを利用される方も多いと思いますが、このATMを利用して現金のやりとりができるのも全国銀行協会が開発した全銀システムに各銀行が参加しているからです。
現金のやり取りをするよりも安全な小切手や手形を電子化したネットワークもあります。
■全銀電子債権ネットワーク(でんさいネット)
「でんさいネット」とは手形・振込に代わる新しい決済方法です。
でんさいネットで扱う電子記録債権のことを「でんさい」と呼びます。
電子記録債権とは手形や債権の問題点を解決した金銭債権です。電子記録債権の発生や譲渡は電子債権記録機関の記録原簿に電子記録されます。
でんさいネットのメリットの一部です。
・ペーパーレスで郵送代もかかりません。
電子記録債権を使えば手形や振込の準備などの事務負担が軽減され郵送代もかかりません。
ペーパーレスのため紛失や盗難などの心配もなく厳重に保管することもなくなります。
・印紙税は課税されません。
通常だと額面が300万円超～500万円以下だと1000円の印紙税がかかりますが電子記録債権だとかかりません。
・期日になると自動入金
支払期日になると取引銀行に自動で入金されます。
でんさいネットを使うことで担当者の負担軽減に繋がります！
他にも全国銀行協会ではデータ伝送を行うための全銀協規定フォーマットを作成しています。
そのフォーマットデータを読み込むことができる「二の丸EXv2」の新機能が追加されました！
■ 二の丸EXv2 入金自動消込処理について
弊社商品の工事原価管理システム「二の丸EXv2」では新機能として「入金自動消込処理」が追加されました。全銀協規定フォーマットのCSVファイル内にある銀行名、口座名、口座番号などで請求データをマッチングさせて１度に大量の入金処理を行うことができるので業務時間短縮に繋がります！
「二の丸EXv2」には、入金自動消込処理以外にも豊富なオプション機能を取り揃えております。
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