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梅雨に咲く花 紫陽花(あじさい)

梅雨の風物詩の一角を担う『紫陽花(あじさい)』。
紫陽花について調べてみると、とても興味をそそられる花でした。
名前の語源については諸説ありますが、小さいものが集まっている様子を表す「あづ(あぢ)」と真っ青を意味する真藍(さあい)が変化した「さい」が合わさった「あづさヰ(あぢさヰ)」が変化したものと謂われています。
また、『あじさい』とは読めそうにないのに漢字では紫陽花と書くのかというと『百日紅(さるすべり)』などと同じく日本語独特の当て字だからという事でした。
名前に関しては勘違いから始まったなどの面白い話があるので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか?
紫陽花は土壌が「酸性」か「アルカリ性」かにより、花の色が変化します。
酸性に傾けば青色に変化して、アルカリ性に傾けば赤色に変化するという、私たちが学校で習ったリトマス反応とは真逆になりますね。
紫陽花はアントシアニンという色素を持っており、これが土中に含まれるアルミニウムと結合して色を作り出します。
アルミニウムは酸性の土に溶けやすくアルカリ性の土では溶けにくいという特性があるため、酸性の土壌で育った紫陽花は青色に、アルカリ性の土壌で育った紫陽花は赤色になりやすくなります。

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