【よくある問い合わせ】
前受金が発生したときの入金処理の方法
お問合せ内容
請求を起こす前に入金があったときは、どのように処理すればいいですか。
対象製品
【二の丸EXv2】
対処方法
受注者からの請求を受けて、発注者が入金するのが基本的な流れです。状況により、請求より先に受注額の一部が入金されることがあります。この場合は「前受金」として処理するのが一般的です。二の丸EXv2における処理を説明します。
(例)受注額の一部が請求前に入金された
7月1日: 前受金として300,000円を受領
7月9日: 請求書1,100,000円を発行
①受領した前受金の入金処理を行います。
入金処理画面を開き、入金日と請求先を入力します。
入金日:(7/1)を入力
請求先:[F1参照]ボタンから請求先を選択します。
続いて、前受金の入金額を入力します。
入金額 : (300,000円)入力
入力した内容を登録します。
通常は振分残が0 になるよう、画面下の請求データに入金額を振り分けますが、今回は請求を起こす前の入金で請求データがないため、振分残を残したまま[F9登録更新]ボタンをクリックします。
②後日、通常通り請求書を作成します。
今回は、請求日付を2025/7/9で請求書を作成します。
③請求データの作成後、入金額の振り分けを行います。
入金処理画面を開き[F2入金参照]ボタンをクリックすると、過去の入金データが参照できますので、②で登録した入金データを呼び出します。
※要注意!
ここで新たに入金データを作成すると、二重に入金処理されてしまいます。
必ず、①で作成した、振分残を残した入金データを[F2入金参照]ボタンから参照して、修正してください。
④ ②で登録した入金データが開きます。画面下の未入金請求データの中には、入金日(7/1)以前の請求データしか表示されないため、[過入金]ボタンをクリックし請求データ(7/9)を表示させます。
⑤請求データに、入金額300,000円を入力して、振分残が0になっていることを確認して、[F9登録更新]ボタンをクリックして保存します。
⑥工事台帳を確認すると1,100,000円の請求金額に対して、300,000円の入金データが反映されていることが確認できます。
サポートより
前受金は通常の入金とは処理が異なるので、どのように処理するか迷ってしまうこともあると思います。今回は入力例を交えて手順をまとめました。前受金の処理が発生したときには、参考にしてみてください。

