【建設業の原価管理】工事原価を簡単に管理する方法
原価管理で生産性向上と経営基盤の強化
中小規模の設備業者には管理業務をこなせる人手が少ない会社も多く、社長ひとりに管理業務、営業、積算見積、現場管理などのさまざまな業務が集中しがちです。そして、工事の品質や工期厳守など、現場をまわすことに注力するあまり、工事原価管理の優先度が下がってしまう傾向があります。
つまり、誠実に仕事をしているのに利益を確保できない状況を、自ら作り出してしまっているのです。
逆に考えれば、少ない労力で効率よく原価管理ができるようになれば利益を把握しやすくなり、受注件数を増やさなくても、より多くの収益をあげられる可能性があります。原価管理システムのデータは、他業務にも流用できるので、管理業務全体の効率化も期待できます。
原価管理システムの導入にはIT導入補助金を活用できます。また、原価管理に関するセミナーや事例紹介などの動画もあります。まずは詳しく知るところから始めてみてはいかがでしょうか。