設備業のDXは低予算、スモールスタートで成功させる!
DX失敗の主な要因は理解不足
従来のシステム導入と同じ感覚で取り組み、DXに失敗するケースも少なくありません。DXの本質を理解していないことが原因で、特に経営者の理解不足は致命的です。DXに失敗する企業の多くは以下に該当すると言われています。
・課題の洗い出しや業務の見直しをせず、ITを導入すればよいと考えている
・組織全体の取り組みになっていない
前述の通り、DXの目的はデジタル化による業務の効率化ではなく、組織全体を改革し、製品やサービスの競争力を向上させることです。競争力の向上には至らなくても、デジタル化によって業務の効率化だけでも実現できればよいのですが、それすらもうまくいかないケースもあります。
<ここまでのポイント>
・DXの本質を理解していないと失敗する。特に経営者の理解不足は致命的。
・ITを導入すればよいという意識や組織全体で取り組めない会社は高リスク。