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実行予算とは、組み方と活用方法、工事管理で注意すべきポイント

実行予算の作成の流れと注意すべきポイント

実行予算で注意すべき点は、工事ごとの変動要素を反映し、自社の原価に置き換えることです。材料単価は購入するタイミングで異なる場合があり、現場の条件によって経費も変わります。実行予算を作成するのは、現地調査や施工に関する諸条件を確認し、詳細施工計画を作成したタイミングが望ましいです。できる限り実態に即した正確な数値を反映し、変更があった場合でも利益を確保できるよう常に見直していきましょう。

    <実行予算の作成の大まかな流れ>

    1. 現地の詳細調査、契約図書を確認する
    2. 詳細施工計画を立案する
    3. 施工実態に即した予算を作成する
    4. 原価を自社基準に置き換える

    <実行予算原価の算出例>

    材料費 数量:実際に使用する数量 ※ロスを考慮する
    単価:実勢価格(購入見積、自社在庫の場合は購入価格)
    労務費 過去の歩掛×賃金・給与など
    外注費 実際の施工数量×施工単価、見積 ※ロスを考慮する
    機械費 実際の施工数量×機械損料もしくはレンタル料 ※ロスを考慮する
    現場経費 現場管理費:実際の経費の積み上げ
    現場人件費:配置予定期間×担当者人件費

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