【建設業の見積】担当者ごとの見積格差を解決して利益率アップを!
適正な見積と利益確保のために必要なポイント
適正な見積で利益を確保するためには、見積作成のルールを定め、全員がルールを守ることが必要です。発注者との関係性や経営判断で見積金額を変更するケースがあっても、明確な基準があれば、利益を確保しながら金額調整しやすくなります。
- 見積作成のルールを定め、算出基準を明確にする。
- 必要な項目を網羅したテンプレート、算出方法のマニュアルなどを作成するとよい。
- 見積担当者は、必ずルールをしたがって見積を作成する。
- イレギュラーな見積内容の上司への報告や理由の記録などをルール化する。
- 上司が見積をチェックする工程を設ける。※できれば提出前、提出後でも可。
<見積の標準化のためのポイント>
「見積担当者がルールを守らないのでは」という懸念は、見積作成ソフトの活用で解決できます。見積作成ソフトには、見積書のテンプレート化や資材や労務費の単価を統一するマスタなど、見積作成を効率化する機能が搭載されています。作成した見積は一元管理され、クラウド対応の製品では外出先から閲覧や承認もできます。