【建設業の見積】担当者ごとの見積格差を解決して利益率アップを!
赤字見積をつくらないための注意点
ざっくり言えば、赤字となるケースは見積の段階で必要なコストが見落とされているか、受注後にコストが増大するかのどちらかに該当します。前者はほとんどの場合で人為的なミスが原因ですから、計上すべき項目のモレや計算ミスの防止で解決できます。
後者は、現場でのトラブルや材料費や労務費の急騰、発注者都合による設計変更などもあり、見積作成時には想定が難しい場合もあります。しかし、発生頻度の高いリスクを見積に反映することはできるでしょう。
また、設計変更などが生じた場合、現場担当者が材料費や労務費の根拠を把握できていると、現場でも追加請求が必要になるかを判断できます。また、値引きできる幅が明確になっていれば、安心して価格交渉ができます。