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【建設業の見積】担当者ごとの見積格差を解決して利益率アップを!

どんぶり勘定とは言わせない!建設業における見積作成の基本

見積は大まかには以下の手順で作成され、材料費、労務費に、現場経費、一般管理費、利益を加算していきます。

  • 図面から材料を拾い出し、材料費を積算する
  • 現場の状況と材料の歩掛から労務費を算出する
  • 現場経費や一般管理費を計算する

材料の拾い出しと歩掛は見積担当者の判断に左右されます。現場の状況に応じた施工方法や留意点を材料の歩掛に加味するのが見積担当の役割です。見積担当者の経験やノウハウを活かしつつ、一定の判断基準を設ける必要があります。

また、材料の単価は仕入れによっても変動しますが、見積作成のたびに仕入れ単価を反映していると時間がかかり、かなりの手間になります。建設物価データを活用し、状況に応じた係数をかけて見積に反映させていくと、見積の精度を保ちながら作成作業を効率化できます。

受注確度を上げるためには、見積依頼にスピーディに対応することと、入札や見積合わせと競合がない場合などの状況に応じて見積の作り方を変えることが必要です。社内で、効率よく見積を作成する方法と競合に勝てる見積作成のノウハウを共有していくことが大切です。これらについては、別の機会に詳しくご説明します。

一般住宅の工事で施主が工事内容を理解できないまま契約し、仕上がりがイメージと違う、追加費用が発生した時に「だまされた」と思いこむなどのトラブルもあるようです。“工事一式”で括られた見積はどんぶり勘定という印象を持たれます。明細や見積の根拠を示すことでトラブルを避けられます。

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