【設備業の経営者様必見】赤字の解消には拾い出しと見積の改善が効果的!
IT活用で拾い出しと見積の見える化を実現、さらなるメリットも
ここまで、ざっくりのご説明になりましたが、拾い出しと見積を見える化するメリットについては、ご理解いただけたと思います。では、どうすれば「見える化」を実現できるのでしょうか。
見える化の基本は記録を残すことです。拾い出しや見積の経緯を記録する書式や台帳を用意し、すべての案件を記入する必要があります。書式や台帳の形式を工夫すれば、履歴も管理できるでしょう。しかし、書式や台帳を作成してルールを決めて・・・かなり大変な作業です。
もっともシンプルに実現できる方法は、拾い出しや見積作成のソフトを使用することです。拾い出しソフトはCAD図面などから材料を拾い出すことができます。
見積ソフトは、材料や労務単価などの必要な情報を入力すると見積を作成する機能に加えて、積算に役立つ建設物価調査会の単価データベースや材料マスターなどのオプションが用意されています。さらにこんなメリットがあります。
メリット:拾い出し、見積が半自動化される
→ 見積の精度が向上する(拾い出し、積算ミスの削減)
→ 拾い出しや見積を標準化できる(作成者によるバラツキがなくなる)
→ 経験が浅い若手や事務職員に作業の一部を分担できる
メリット:拾い出し、見積作業の時間を短縮できる
→ 図面スキャン後の拾い作業は図面1枚当たり15分程度から
(※材料拾い集計ソフト「拾いEX」の例)
→ 拾い出し、見積の作業時間を40~60%短縮
(※材料拾い集計ソフト「拾いEX」、⼯事積算⾒積システム「本丸EX」連携の例)
→ 業務負荷が軽減し、残業代の削減や他業務が充実する